2019/02/09 15:37

ピアノソナタ第8番。

「悲愴」というタイトルはベートーヴェン自身がつけたわけではないものの、

1楽章に漂う暗い雰囲気は、「悲愴」の名がぴったりです。

 

このアダージョ・カンタービレは「悲愴」の第2楽章で、

1楽章の雰囲気とは全く違う、ベートーヴェンの作品の中でも指折りのロマンティックなメロディです。

息の長いフレーズをピアノで演奏するのは大変難しいことですが、

それゆえに、この第2楽章がひときわ美しい音楽となっています。

 

息の長い音が得意な弦楽器でこの曲を演奏することで、

より「カンタービレ」な音楽になると思います。

 

ピアノソナタの良さを持ちつつバイオリンソナタのような作品として、

バイオリンとピアノが対等なアンサンブルをしてみてください。